正しいフォアハンドドライブの打ち方、基本的なフォアハンドドライブの打球方法

卓球のフォアハンドドライブの打ち方

卓球のフォアハンドドライブの打ち方

試合で勝つためにはゼッタイ覚えておきたいフォアハンドドライブの基本

 

目次
フォアハンドドライブの基本
┗腕や身体の使い方
4種類のフォアハンドドライブの打ち方

 

 

ドライブとは、球を意図的に上回転を与えることによって、ボールが弧を描いて沈み込む原理を利用して、相手コートに打ち込む打法です。

 

現代卓球では、このフォアハンドドライブの技術がスマッシュ技術よりも進化しています。フォアハンドドライブを極める者が試合を制すといっても過言ではありません。

 

昔の卓球では決定打といえばスマッシュ!卓球といえばスマッシュ!であったのですが、今日ではラバーの進化にともなって、フォアハンドドライブでも十分決定打になる技術になっています。

 

プロ選手のフォアハンドドライブ動画

まずは、実際のフォアハンドプレーを見たほうがわかりやすいのでみてみましょう。
プロ選手の中でも強烈なフォアハンドドライブを武器にして、2004年のアテネオリンピックで金メダルを獲得した韓国の柳承敏(ユスンミン)選手の練習動画です。

 

 

実際の試合で強烈なフォアハンドドライブで得点をとっているシーンもご覧ください。

 

シェークハンドを使用している選手で、フォアハンドドライブに定評のある選手は、現代なら中国の馬龍(マロン)選手ですね。
ただ、パワーが違いすぎて参考にならないかもしれません。
なので、プロ選手の中でも最もスイングがきれいといってもいいくらいの選手を紹介します。

 

中国の孔令輝(コンリンホイ)選手です。この選手はすでに引退して、現在は中国ナショナルチームの女子監督をしていますが、2000年のシドニーオリンピックで金メダルを獲得した名選手です。

 

 

この選手は、フォアハンドもバックハンドも非常に美しく教科書的な存在です。もし練習でつまづいたときなどは、この選手の動画を見てイメージトレーニングをすることでいいプレーができるかもしれません。

 

ドライブの種類

フォアハンドドライブと一口にいっても、さまざまな球質があり、さまざまな打ち方があります。

 

・回転・スピードともに強烈なパワードライブ
・回転よりもスピードを最優先したスピードドライブ
・強烈な回転で山なりの軌道を描くループドライブ
・回転量があるように見せかけるナックルドライブ
・球の軌道が左右に曲がるカーブドライブシュートドライブ
などがあります。

 

また、相手のドライブや強打に対してバウンド直後に早いタイミングでボールをとらえて、相手の力を利用して返球するカウンタードライブも有効な技術です。

 

これらの技術を効果的に使い分けることが試合の勝敗をわけるのです。

 

腕や身体の使い方(右利きの場合)

フォアドライブのスイングは、ラケットを斜め下後方から斜め上前方に動かして、ラケットの面を下に向けながらラバーの摩擦によって球に上回転を与えながら打球します。

 

この時の身体の使い方としては、両膝・上体ともに時計回りに身体をひねり、バックスイングを大きくとるようにします。このひねりの力、反動を利用して一気に身体をひねり戻します。スイングは斜め上方向に擦りあげるようにスイングします。

 

このときにラケットの軌道が水平に動くほどスピードが出る要素が強くなります。球の当たりが強くなるからです。

 

逆に、垂直に近くなればなるほど回転がかかる要素が強くなります。球とラケットの摩擦量が増えるからです。

 

前者はスピードドライブ、後者はループドライブになります。

 

ただ、ラケットの角度やスイング方向は、ラバーの種類・戦型によって変わってくるので注意が必要です。

 

多様なフォアドライブの必要性

上記のように、スピードドライブ、ループドライブ、カウンタードライブ、ナックルドライブとフォアドライブにはいろんな種類があります。

 

これらのドライブの種類は、ボールをどのようにとらえて、どの方向に、どれだけのスピードや回転で打つかで球質が変化します。これは対戦相手によって、苦手なドライブというものが変化してくるので、最適なフォアドライブを選択することで試合に勝利することができます。

 

中級者、上級者になっていくにつれて、フォアドライブの掛け合いのようなラリー中心の試合になりますから、初級者のうちからいろんな種類のドライブがあることを意識して、自分でも練習してみることが大事です。

 


4種類のフォアハンドドライブの打ち方

フォアハンドドライブにはいろんな打ち方があります。もちろん人によって回転量も違うし、スピードも違う、打つタイミングも違ってきます。それにいかに臨機応変に対応できるかが勝利の分かれ目になると思います。

 

しかし、自分自身でいろんな回転のドライブを打てれば、どのように返球すればよいのかが理解できるようになっていきます。心の余裕も持てて、リラックスした状態で試合に臨むことができるでしょう。

 

ここでは、基本的な4種類のフォアハンドドライブ、

 

@スピードドライブ
Aループドライブ
Bカウンタードライブ
Cカーブドライブ・シュートドライブ

 

以上の4種類のフォアハンドドライブを動画を交えてご紹介したいと思います。

 

4種類ドライブの打球点

4種類のフォアハンドドライブの打球点の違いを説明します。打球点の早い遅いによって打てるフォアハンドドライブが変わってきます。

 

打球点 

 

スピードドライブ

スピードドライブは4種類のフォアハンドドライブの中では、最も基本的な技術です。このスピードドライブを決定打にして、試合を組み立てる選手が一般的です。

 

回転よりもスピードを最優先して、得点するときにはノータッチで抜けることもあります。打球点は図のC点で打つことが望ましいです。B点でも打てるようになるとより理想的です。

 

動画は馬龍選手(中国)のスピードドライブ特集です。

ループドライブ

強烈な上回転のかかった安定性を重視した山なりのドライブです。初級者同士であれば相手は回転量のある球をを抑えきれずにオーバーミスをしてしまい、このドライブひとつで試合に勝ててしまうでしょう。

 

四種類のドライブの中では、最もミスが出にくく、なおかつ回転量も強烈なのでコースや回転量の精度を上げていけば非常に有効な技術です。

 

ただこの技術だけでは相手に慣れられてしまい、逆に相手にカウンタードライブをされてしまう可能性もあるので、スピードドライブも同時に覚えて使い分けるとよいでしょう。

 

打球点は、少しタイミングを遅らせて、図のE点で打つと、しっかり回転がかかります。スイングは真上に垂直方向に擦りあげるようにして打球します。おもに、下回転を打つ時に使用します。

 

トップ選手の中で、このループドライブを最も使用し、自分の武器にしている選手はドイツのティモ・ボル選手です。ボル選手は3球目に攻撃するときに、打点を落としてこのループドライブでチャンスメイクをします。

 

ティモボル選手(ドイツ)のループドライブ 1:02〜

 

カウンタードライブ

相手が打ったフォアハンドドライブの威力を利用して、自分のコートにバウンドした直後に打球します。ボールの真上をこする感覚は初級者のうちから覚えてしまいましょう。

 

打球点はA〜B点で打つと返球しやすくなります。

 

ただ、カウンタードライブはフォアハンドドライブの種類の中でも、とても難しい技術の一つです。球を威力を制御して相手のコートに入れなくてはいけないので、当然ですが、手だけではなく、全身を使って球を安定させる必要があります。

 

動画はカウンタードライブ特集です。カウンタードライブが打てれば、次の球が返ってくることがあまりないのでマスターすると非常に有効な得点源になります。

 

前陣カウンタードライブ特集

 

カーブドライブ・シュートドライブ

球の側面をとらえて打つと、相手コートにバウンドしてからグッと急激に曲がります。よって、相手を大きく動かすことができたり、そのまま相手が球に触ることができずに得点になったりします。

 

右利きの場合、球の右側面を擦りあげると左側に曲がります。これがカーブドライブです。逆に、球の左側面をとらえると、右側に曲がります。これがシュートドライブ。使い分けるととても有効な得点源になります。

 

打球点は、D点もしくはE点で打つとよく曲がるはずです。

 

カーブドライブの指導動画

 

 

 

フォアドライブの練習方法

技術の型が身につくまでは「多球練習」を徹底的に行うのが望ましいです。中国人選手は小さい頃から球をとにかくたくさん使います。

 

対人で練習をすると、技術をマスターするまではどうしてもミスが多くなるし、球拾いのほうが多くなってしまい非効率的です。

 

ですから、特に基本技術と言われるフォアハンドやバックハンドは球をたくさん使いましょう!

 

 

 

 

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