安定したループドライブを覚えると試合で勝ちやすくなる!

安定したループドライブを覚えると試合で勝ちやすくなる!

ループドライブというのは、最も上回転をかけることができる攻撃技術のひとつです。ちなみに最も下回転がかかっている技術はなんでしょう?

 

 

下回転サービス?ツッツキ?惜しいです。答えは「カット」です。カットマンが相手のドライブを拾うときに使用する技術ですね。

 

 

下回転サービスやツッツキはループドライブをかければ相手コートに返球できることは多いですが、本当に質の高いブツ切りカットは一生懸命持ち上げても、ネットにひっかかる確率も高いです。

 

 

言わばループドライブはカットを逆さにしたようなもの。振り下ろすか持ち上げるかの違いです。

 

 

個人的にはループドライブは試合で勝つ上で、最も効果的な技術のひとつだと思っています。その理由を解説していきます。

 

ループドライブは今すぐ練習するべき!

ループドライブはなぜ今すぐマスターするべきかというと、 一言で言うと「ミスをするリスクが少ない」からだということが言えます。

 

 

卓球は「ミスが少ない者が勝つ」という性質があるので、(速い球が打てたり、スーパープレーをした方が勝つというわけではないですよね?)技術の一つ一つにリスクが高いか低いかを考慮する必要があります。

 

 

球の速い選手はいくらでもいるけど、その選手が勝てるかといったら一概にはそうと言えないですよね。「あの選手は球は速いけどミスが多いんだよな。」という選手をよく見かけます。球の速さ=リスクの高さでもあるんです。これをよく覚えておきましょう!

 

 

まず、球の速度回転量が攻撃力を計る指標だということを頭に入れてくださいね。では例えば、あなたがスピードドライブを打つことができる選手だとします。スピードドライブを、球の速度と回転量に数字を当てはめると、「速度7、回転量3」もしくは「速度8、回転量2」 くらいでしょうか。

 

 

ではループドライブにも数字を当てはめてみましょう。ループドライブは逆に「速度3、回転量7」もしくは「速度2、回転量8」くらいですね。この数値を考えると、スピードドライブとループドライブはどちらがリスクが少ないですか?

 

 

ループドライブですね。数値からみてもループドライブはリスクが低い(少ない)技術と言えます。

 

 

次に回転量について考えてみましょう。球の回転量というのも、回転量が高ければ高いほど得点力・攻撃力というのは上がります。コースはわかっているのに回転量に押されてオーバーミスをしてしまうことってありますよね。

 

 

ループドライブの回転量は数値が7とか8ですから、とても攻撃力がある技術ということになりますね。逆にスピードドライブは速度は速いけど回転量は2、3ですから、コースが読まれてしまえば返球される確率も高くなってしまいます。

 

 

それを考えると、ループドライブは「リスクが低いのにもかかわらず。攻撃力が高い技術」ということになります。

 

 

ただ、相手がレベルの高い選手になってくると、ループドライブをうまくカウンターをされてしまったりすることがあります。トップレベルの選手では、安易なループドライブは確実に狙われてしまいますから、私がループドライブをおすすめするレベルというのは初級、中級レベルの選手になってきます。

 

 

まあでも、相手がカウンターをしてこない選手だと判断したら、どんどん使っていくべきだと思いますよ!

 

ループドライブの練習方法

前置きが長くなってしまいました(笑)。ループドライブの練習方法です。基本的にはループドライブは回転をしっかりかける技術ですから、回転のかけ方をマスターしてしまえば比較的簡単にできる技術です。奥は深いんですけどね。

 

 

いろいろ練習方法はあるのですが、ここでは私からおすすめの練習方法を2つお伝えします。

 

1、 天まであがれ!天井ループドライブ練習法

 

 

 

これは、ループドライブの弧線をできるだけ高くあげる練習です。よくループドライブの練習をしている選手で中途半端な弧線の高さのボールを打っていることがありますが、中途半端な球の高さは相手にとって絶好球です。

 

 

練習するときは、球を強く上にひっかけて回転量のある球をできるだけ高く打ち上げてください。この練習で球にしっかり回転をかける感覚を養ってください。

 

 

コツはあまり体を大きく使いすぎないことです。ポイントは回転をかけることですから、前腕から先のスイングを速くすることです。体で打とうとすると逆にスイングスピードが下がってしまうことがあります。

 

2、 遠くにとばせ!後陣ループドライブ練習法

 

 

 

図の通りなのですが、卓球台からできるだけ下がって後陣からループドライブをかける練習です。これは1つめの練習法とは違い、体を大きく使わないと卓球台まで届きません。

 

 

上半身で回転をかける練習をマスターしたら、今度は全身を使って回転をかける練習が必要です。球がラケットに当たるときにバチンという音ではなくて、グッと食い込むようにして打つことが大事です。

 

ループドライブを参考にしたいトップ選手

男子のプロ選手でダントツにループドライブがうまい選手というのはティモボル選手です。ボル選手のループドライブは本当に回転量がすごいそうです。回転量がすごいからどうしてもブロックが浮いてしまい、展開が後手後手になってしまうという話を聞いたことがあります。

 

 

打ち方は独特なので参考にならないかもしれませんが(笑)、ループドライブがしっかり勝つための戦術として機能しているティモボル選手の動画です。

 

 

「まとめ」

ループドライブは「リスクが低くて攻撃力の高い」技術である。

 

特に部活動で活動している中学生は絶対覚えたほうがいい技術ですよ!


指導事例「ドライブに回転がかけるためのコツを教えてください。」

お客様の中には、フォアドライブ・バックドライブの回転をかけることができない方がけっこういらっしゃいます。今日もそんなお客様が来店されました。その方は、卓球歴が2年くらいだったと思いますが、ペンホルダーの男性です。フォアドライブをかっこよく決めたいという目標があります。ですからサービスを出して、3球目攻撃をするときに、思いっきり強打されるんですね。気持ちはわかるんですけどね(笑)プロ選手みたいにかっこよく決めたいですよね。

 

ただ、基本ができていない状態では、なかなか威力のあるパワードライブを打つことはできません。ですからその方にはいくつかアドバイスをしました。

 

1、身体の使い方
2、重心移動
3、スイングのフォーム

 

大きく分けて3つのポイントをお伝えしました。
 

身体の使い方

フォアドライブを打つときに腰が回らないと回転を強くかけることが難しいです。手で振ろうとしないように気を付けましょう。バックスイングを取るときに、身体が横に向くくらいまで腰を回して、打つと同時に一気に腰を回します。
上体が高いとうまく打球することができないので、イメージとしては球の弾道の頂点と同じ高さに目線がくるくらいまで上体を落とすといいでしょう。

 

重心移動

まずバックスイングをとるときには右足に体重が乗っていることが大事です。この点ができてない方が多いです。しっかり右足にタメをつくりましょう!
そして打つと同時に左足に体重をうつします。全体重を乗せる必要はありませんが7割くらいがベストだと思います。

 

スイングのフォーム

下回転を打つときは、まずは強く速く打つよりは遅くていいので、回転をかけることを重視していきます。ですからバックスイングをとるときにラケットは台の下から、斜め45度上にスイングしていきます。回転をかけるには手首を使うことも大事なので、打球するときにしっかり手首を使って回転をかけていきます。より安定させてドライブを打つためには、フォロースルーをしっかりすることがコツです。途中でスイングを止めてしまうとネットミスが多くなったりします。

 

この三点を修正しながらフォアドライブを練習したらだいぶ上達されました。

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