卓球は前陣で戦うのがベストなのか?

卓球は前陣で戦うのがベストなのか?

 

これは半分正解といったところです。

 

確かに前陣で全ての球を処理できるのであればそれがベストです。テニスのように前にいたら、ロブで頭を越える球を打たれるなんてことはありません。必ず自分のコート上にバウンドさせる必要があります。理論上は一歩も動かず前陣で張り付いていれば返球できる。

 

ただ実際にはそれが難しい。卓球の球は非常に速度が速いですから、球が飛んできてから自分の体を動かしていては間に合いません。しかし中陣、後陣であれば、球が飛んでくるまでに多少の時間の余裕があるので対応することが可能です。

 

ただ後ろに下がっていては、前陣で戦うよりも、大きく体を動かさなくてはいけないので、その分フットワークも必要になります。

 

このことを踏まえた上で自分はどこのポジションが戦いやすいかを考えなくてはいけません。

 

1つの判断基準として、「身長」があります。

 

指導者は身長をあまり考慮していない指導者がいるのですが、私は非常に重要な要素だと思っています。なぜなら身長によって卓球のスタイルが変わるからです。

 

例えば、背の低い人にはどんな特徴があるでしょうか。

 

・目線を低く保つことができる。
・小回りが利く。
・ミドルが強い。
・フットワーク力が必要。

 

などの特徴が考えられます。逆に背の高い人の特徴は何でしょうか。

 

・パワフルな球を打てる。
・遠くまで手が届く。
・ミドルが弱い。
・動かなくても返球できる。

 

といった特徴があります。

 

これらの事を考えると、ミドルが強くて小回りが利く、または足を大きく使わなくてはいけない背の低い選手は自然と前陣で戦う必要があります。逆に背の高い選手は、ミドルが弱い、後ろに下がってもパワフルな球を打つことができる、そういった選手は必然的に中陣、後陣でも戦えます。

 

これはプロ選手を見るとよくわかります。中国や日本のアジア選手は比較的前で戦うことが多いですが、背の高いヨーロッパ選手は、後ろで戦う選手が多いです。ですから、理論上は前で戦うことが正解なのかもしれませんが、自分の体格などを考慮した上で戦型を決める必要があります。

 

何が何でも前で戦うのが正解ではないのです。前だけで戦える選手になるのではなく、後ろでも戦える選手になる。そうやって自分の卓球に制限することなく、柔軟な考えを持って成長していって欲しいと思います。

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