レシーブの返球率が上がる5つの方法とは

レシーブの返球率が上がる5つの方法とは

レシーブの返球率が上がる5つの方法とは

レシーブの返球率が上がる5つの方法とは

レシーブが上達するコツ

 

目次
回転の種類を理解する!
まずは相手コートに入れること!
ボールをよく見る!
右回転サービスはフォアハンドで、左回転サービスはバックハンドで!
わからなければ思いきりが大事!

 

 

レシーブは卓球技術のなかでも最も難しい技術のひとつだと思います。相手の制限を受けることなく、自由自在に回転を操ることができる、それを受けなくてはいけないので難しいのは当然です。卓球は、一番始めに最も難しい技術をしなくては始まらないというところが皮肉というのでしょうか。奥の深いスポーツでもありますね。

 

 

プロ選手といえどサービスがうまい選手と対戦した場合なかなか取れない場面というのがあります。最近ですと、2017世界卓球ドイツ大会の張本智和選手対水谷隼選手の試合。この試合は水谷選手が張本選手のサービスがなかなかうまく返球できずレシーブが浮いてしまって強打をされる場面がすごく多いです。

 

 

レシーブ技術はトップクラスと言われる水谷選手ですら取れない時があるのです。ですから、レシーブがうまくできないという時というのは必ずあるので、そのときにどう対処するかということを考えるのがまず一点です。

 

世界卓球2017 男子シングルス2回戦 張本智和vs水谷隼

 

またレシーブというのはすぐに上達するというわけではないし、レシーブ練習だけすれば上達するというわけでもありません。レシーブがうまい選手というのは、球の回転を理解しているということなので、基本的な返球技術、対応技術は備わっているということになります。ですから、いろんな練習をしていく上で自然とレシーブもうまくなった、という順序が自然だと思います。

 

 

ですが、どうしても取れないというときのコツというものがあると楽になると思うので、少しアドバイスしていきたいと思います。

 

回転の種類を理解する。

サービスというのは本当に人それぞれ違いますね。フォーム、トスの高さ、間合い、そして回転。しかし、人それぞれ違うからといって相手に対してレシーブ処理のしかたを変えていたらキリがありません。ですから、まずは回転の種類を大きく分けて考える必要があります。

 

 

大きく分類すると、サービスの回転というのは、
・上回転
・下回転
・右横回転
・左横回転
この四つに分けることができます。

 

 

無回転(ナックル)というものがありますが、完全に無回転というのはなかなかないのでここでは考えません。

 

 

そして、これに加えて横下回転や横上回転というのもあります。ただ、これは縦軸回転と横軸回転が組み合わさっているものなので、基本的には上記の4つの回転で卓球は成り立っていると考えてください。卓球だけではなく球技全般そう言えると思います。

 

 

この一見複雑に感じるものを「シンプルに考える」ことがレシーブのコツなのです。

 

まずは相手コートに入れることを第一に考える

なかなかうまくレシーブができない方は、当たり前のことなのですが、まずは相手コートに入れることを最優先にしてください。相手に打たれないようにしようとか、レシーブで決めてやろう!とかは二の次、三の次に考えることです。

 

 

レシーブで最も安定性のある技術は、上回転サービスならショートでレシーブをする、下回転サービスならツッツキでレシーブをすることです。相手のサービスをよく見て、「上回転かな」と思ったらしっかりショートをし、「下回転かな」と思ったらしっかりツッツキをするのです。

 

 

そして、レシーブをするコースですが、まずは相手コートに入れることを最優先に考えるので、最もミスをしにくい場所、相手コートの「台の中央」にレシーブをするようにしてください。そうすればレシーブが浮いてしまったりすることはあるかもしれませんが、ミスは少なくなります。とりあえず相手コートに入れば相手はミスをしてくれるかもしれません。そうやって返球率を高くして、レシーブ精度を高めていってください。


ボールをよく見て!

よくレシーブが苦手な選手の特徴のひとつとして、「相手のラケットを見てしまっている」というのがあります。相手のラケット面を見ることは決して悪いことではありませんが、サービス時にラケットを見てしまうと、回転に惑わされてしまうことがあります。

 

 

サービスのうまい選手というのは、ラケット面で回転をわからなくさせるカモフラージュが上手いのでラケット面回転を判断しようとすると間違えてしまうことがあります。

 

 

レシーブの時に見なくてはならないのは「球の飛び方」です。球をよーく見るのです。

 

 

球というのは上回転であれば、弧線を描くようにストンと自分のコートに落ちるように飛んでいきます。逆に下回転というのは、少し上回転と比べて球の浮遊時間が若干長くなって、ふわっとした飛び方をします。この球の飛び方をよく見るのです。

 

 

これはドライブ練習だったり、ツッツキ練習だったり、いろんな回転に対応する練習をしていけばだんだん身についていくはずです。

 

 

最初はなかなか球の飛び方の違いがわからないかもしれませんが、「球をよく見る!」という意識をつけることが大事です。

 

右回転サービスはフォアハンドで、左回転サービスはバックハンドで!

これは少し技術的な話です。球の回転には返球しやすいラケット面との相性というものがあります。

 

 

こうしなければ入らないということはないのですが、返球しにくい取り方だったり、返球しやすい返し方があります。

 

 

一般的に相性がいい返球のしやすいレシーブというのは、相手の回転が右回転の場合、レシーブはフォアハンドで取ることが望ましいです。フォアハンドでツッツキをしたり、スッとストップを落としてみたり、払ってみると、比較的バックハンドよりスムーズにレシーブができるはずです。

 

 

ただ現代卓球では主流になった「チキータ」技術によってレシーブからチキータで攻撃する選手ももちろんいます。チキータができるのであれば、そのあとの返球がブロックになることが多いので、自分が攻めやすくなることは事実です。

 

 

ただ、チキータは難しい技術なのでリスクも考えなくてはなりません。練習ではいくらミスしてもいいけど、試合でレシーブミスしていたらもったいないですからね。

 

 

やはり、ミスが少なくて安全にレシーブできる方法としては、右回転サービスにはフォアハンドで対応することが堅実です。

 

 

逆に、左回転のサービスのサービスに対してはバックハンドで取るとよいでしょう。左回転のサービスというのは、バックサービスだったり逆横(YG)サービスのことですね。私も中学生や一般の方を指導していて、このバックサービスが取れないという選手がとても多いように感じます。

 

 

相性の良くないレシーブのしかたは、フォアハンドで取ろうとすることです。バックサービスに対してフォアハンドで取ろうとすると、手首の骨格(可動範囲)上どうしても適切なラケット角度が出ないのです。ですからバックハンドで処理をしたほうが自然です。

 

 

私が思うバックサービスに対する理想のレシーブのしかたとしては、「すべて上回転に上書きする」ことです。

 

 

バックサービスというのは、純粋な上回転や下回転というものはなかなかありません。必ず横回転が入ります。横回転が入っていた場合というのは、リスクを恐れてレシーブをツッツいてしまうと、ネットにかけてしまったり、浮いてしまうことがよくあります。

 

 

ですからできることならゆっくりでいいので、クッと引っかけて上回転にして返球するとよいと思います。その次の展開は必ず上回転になるので、シンプルに戦うことができます。

 

わからなければ思いきりが大事!

それでももし、サービスの回転がまったくわからないようであれば、最終手段として、「思いっきりツッツく!」そして「思いっきり上回転をかける」ことをおすすめします。

 

 

球の回転というのは、もともとある回転量に、それ以上の回転をかけると上書きされる性質があります。ですからわからないのなら、返球率の高い台の真ん中を狙って、ガツッと回転を自分の回転に変えてやることです。

 

 

どうせわからないのならそれくらいの思いきりが大事です。意外とそういった球というのは取りにくいものです。それで流れが変われば万々歳ですよね。

 

 

実際に私が見た光景なのですが、サービスの名手で有名な町田孝希(現・NTT東日本)という選手がいます。この選手と対戦した強豪選手との試合をみたことがあるのですが、その強豪選手は1ゲーム目町田選手のサービスがまったくわからず簡単にゲームを落としてしまいました。

 

 

しかし、その選手は次のゲームから、なんとレシーブからロビングをあげたのです。そしてなんとフルゲームの末、町田選手に勝ってしまいました。とても素晴らしい柔軟なレシーブ対応能力ですね。

 

レシーブのコツまとめ

・まずは返球することが第一!
・回転の種類を理解する!
・ボールをよく見る!
・相性の良いレシーブのしかたをする!
・わからなかったら思いっきり!
この5点を意識してレシーブをしてみてください。

 

 

今回は、レシーブが苦手な初心者〜中級者向けにアドバイスをさせていただきました。だんだんと実力が上がっていけば、ただ返球するだけではなくて、ストップレシーブして相手に打たせなかったり、チキータをしてレシーブエースを狙うことも可能になります。チキータに関してはこちらの記事が参考になるかもしれません。


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