台上処理のコツ、上達する練習メニュー

卓球の台上処理のコツと練習方法

卓球の台上処理のコツと練習方法

台上処理を極めた者が試合で勝てる!

 

目次
台上処理の基本。正しいツッツキの打ち方
┗ツッツキの基本打法
┗ツッツキの打球点
┗ツッツキの意識するポイントはただひとつ!
【応用編】攻撃的なツッツキ技術!サイドスピンツッツキの打ち方

 

台上処理というのは、文字通り台の上で球を打つ技術です。ただ、一言で台上処理といってもいろんな種類があります。ツッツキ、フリック、ストップ、チキータ、などがあります。

 

近年では特にチキータという台上で横回転をかけたバックドライブのような打ち方で、横方向に急激に曲がる技術が流行っています。

 

この技術は主にレシーブをする際に使うのですが、今まではツッツキやストップを使い、とりあえず相手に強打されないようなレシーブしかなかったのですが、チキータが研究されたことによって、レシーブから攻撃的に攻めることができるようになりました。

 

現在では、一般的な技術として普及していて、小、中学生でも使う選手がいます。

 

台上を制したものが、試合を制す!

卓球の試合では、テニスやバドミントンのようにそれほど長くラリーが続くスポーツではありません。アマチュア選手であればサービスを出した後、たいてい6球目以内にはどちらかが得点をしています。

 

そして、一球目のサービス、二球目のレシーブ、三球目の処理は、だいたい台上もしくは台から近い距離で行われます。

 

ですから、台上処理でミスをしていては試合で勝てないし、台上処理が正確なら十分試合で勝つことができるのです。

 

台上処理の基本。正しいツッツキの打ち方

ツッツキは相手の下回転の球を台上で、自らも下回転をかけて打球する打法です。

 

卓球はすべての球に対して自分から攻撃できるものではありません。どうしてもコースが厳しかったりすると、守備的な技術を使わざるを得ません。ツッツキは自分が攻撃できない時の対処法として代表的なものです。

 

ですが、質を高めればツッツキでも十分得点になるし、先手をとる技術として有効です。

 

また、初心者でも比較的簡単にできる技術なので積極的に練習してください。初心者の段階では、ツッツキの精度が試合の勝敗を分けることが多々ありますので早いうちから技術習得をするとよいでしょう。

 

ツッツキはカット打法の一種で、カットのフォームと似ている点が多いです。後にカットについてはご説明しますが、カットとの大きな違いは、台の近くや台の中で行う技術なので、コンパクトなスイングで打球します。

 

バックスイングやフォロースルーもカットより小さくなって、主に、前腕、手首、指先を使う技術です。

 

ツッツキの種類は一種類ではなく、台上で2バウンドさせるストップや、台から出るか出ないかの長さで打球するハーフロング、下回転ではなく横回転を入れて返球するサイドスピンツッツキ、あえて回転をかけないで返球するナックルツッツキなどがあります。

 

また、コースをエンドラインぎりぎりにツッツいたり、台のサイドをきるように打ったりして相手を大きくゆさぶることで先手をとることができます。

 

ぶつ切りツッツキ攻撃で連続4本連取の伝説の試合!

2000年のシドニーオリンピックで、誰もが認める卓球界の神様ヤン・オベ・ワルドナー選手(スウェーデン)対孔令輝選手(中国)の試合の最終ゲーム、孔令輝選手はワルドナー選手に対して強烈なツッツキで連続4本得点しました。

 

動画では肝心なところがばっさりカットされていますが、(最終セット5−1から8−1)それ以外のシーンでも、孔令輝選手のツッツキの鋭さがみてわかるのではないでしょうか。

 

 

ツッツキの基本打法

 

 

ラケットは上向きで、ラケット角度に注意しながら打球します。

 

打球点は、まずツッツキを習得する初級者の場合であれば、図のD点で打球し、感覚を養いましょう。フォアハンド、バックハンドともに台上で行なう技術なので、しっかり足を球の落下点付近まで動かします。ツッツキのコツとしては、肘を伸ばし切らないで、しっかり下回転をかけてスイングすることです。

 

バックハンドでツッツキをすることが試合では多いとは思いますが、フォア側に下回転を出されたときやカットマンと対戦した時などはフォアハンドツッツキも多く使うことになります。

 

ストップ技術と合わせて、両ハンドでツッツキをすることができるように練習しましょう。

 

ツッツキの打球点

確実に正確に相手コートに返球するという目的からしたら、図のD点で打つことが一般的です。

 

相手コートにツーバウンドするように、小さく返球するストップという技術を使うには、自分のコートにバウンドしてからすぐのA点で打球することが望ましいです。

 

また、カットマンの一般的なツッツキの打球点は、エンドラインより後ろで球が頂点より下降してきた所でとらえると弧線を描いて確実に返球しやすいです。相手が強打してきたときに、カットマンの基準位置まで戻りやすいというのもメリットです。

 

ツッツキは戦型に関係なく、状況に応じて最適な打球点を判断して打球することが求められます。

 

ツッツキの意識するポイントはただひとつ!

フォアもバックも安定させるために必要なポイントはただひとつです。それは「ラケット面を45度角にする」こと!

 

 


攻撃的なツッツキ技術!サイドスピンツッツキの打ち方

下回転のツッツキだけではなく、横回転のツッツキも同時に使うことで、相手のテンポを崩したり、コースを限定させて反撃に転じたりすることが可能です。

 

大きく分けて、サイドスピンツッツキには、右利きの場合、相手のフォアサイドへ大きく曲がる回転バックサイドへ大きく曲がる回転の2種類があります。それを基本として、横上回転を入れたり、横下回転を入れたりしてチャンスをつくります。

 

サイドスピン 

 

図で説明しますと、矢印@のように変化させるには、球のA面をこするようにして打ち、Aのように変化させるには、球のB面をこするようにして打ちます。

 

@のフォアサイドを切るようにして打つツッツキは、相手が右利きの場合、相手がバック側へ回り込もうとした時や、フォア側へ大きく動かそうとするときに有効な技術です。

 

Aのバックサイドを切るようにして打つツッツキは、相手をつまらせて十分な体勢で打てず、つないできた球を攻めたりする時に有効な技術となります。

 

ツッツキに変化をつける

さらに、レベルがあがってきたら、次のことにも挑戦してみましょう。必ず試合で有効な手段となります。

 

球に強い下回転をかけて、相手の攻撃のネットミスを誘う。
無回転(ナックル)や横回転(サイドスピン)を混ぜて、ミスを誘う。
早いタイミングと速いタイミングで打球し、相手の体勢を崩す。
長短(浅い、深い)をコントロールする。
身体の向きと送球方向を変えて、相手の逆をつく。(逆モーション)

 

実際に試合でサイドスピンを使用しているトップ選手の動画

どんなトップ選手も、はたから見たら気づかないような工夫を何十、何百と試合の中でしていると思いますが、その中でも、サイドスピンツッツキを武器として取り入れている選手をご紹介したいと思います。

 

世界ランキングのトップ3を常にキープしている中国の許シン選手。

 

許シン選手のサイドスピンツッツキは直前までコースがわからないようなスイングをしています。当然回転も変化をつけているのでしょう。基本的には相手のフォアサイドに変化をつけたツッツキをして、得意のフォアドライブで攻めるパターンが多いような気がします。

 

↓許シン選手のサイドスピンレシーブ 10:09〜
(ミスをしてしまってはいますが入ったらとても効果的です。)

 

サイドスピンツッツキをするうえで大切なことは、「次のコースを予測しておくこと」です。

 

このツッツキの良いところは、回転によってコースを限定できるところなので、次の動作に備えておかなければあまり意味がありません。次の返球を狙っているところがポイントです。

 

サイドスピンツッツキの練習方法

先日面白い動画を見つけました。中国の張継科選手が普段使っているチキータではなく、球の反対側をこすって、フォア側に曲がるレシーブを練習しています。

 

 

サイドスピンツッツキというよりは、サイドスピンチキータになるかもしれませんが、トップ選手が新たな技術に挑戦している動画は新鮮ですね!

 

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