現代卓球の戦術思考

現代卓球に要求される戦術思考

現代卓球に要求される戦術思考

現代卓球に打ち勝つために戦術の幅を広げよう

2001年(平成13年)にルールが変更され、1ゲームが21本先取から、11本先取となり、とてもスピーディで試合の流れが速くなりました。

 

そこで、以前よりも重要視されるようになったのが「戦術力」です。

 

競り合う展開になることが多くなり、リスクの大きい技は使いづらく、安定した技術が求められる中で、スピードもありつつ安定性も備えているドライブ技術が一般的になっています。

 

しかし、ワンパターンのドライブ技術だけではどうしても相手に慣れられてしまい、反撃されてしまう可能性も増えてきます。

 

戦術に幅を持たせるためには、試合の流れに応じた技術選択をする必要があります。

 

ドライブ技術に関しても、「曲げる」、「伸ばす」、「ナックル」が特徴的な打法や、ツッツキやショートなどに関しても、コースの長短や回転量など工夫はいくらでもできます。

 

 

男子選手同士だと、ラリー中心の大きな展開になることが多く、女子選手同士であれば、「サーブレシーブ」、「打点の早さ」など台に近い距離で勝負が行われることが多いです。

 

ただ、近年では女子選手でも男子選手のように台から離れ、ドライブの掛け合いになる選手もいるので、昔よりも多様な戦術が研究されているのが現代の卓球です。

 

ドライブの引き合いをする女子選手(5分18秒〜)

 

プロ選手の特徴ある戦術

 

松平健太選手のブロッキングゲーム

日本代表候補でもある松平健太選手は、非常にブロックがうまいです。伸ばすブロック、止めるブロック、ワイパーのように動かして回転軸を変える松平選手の得意のブロック等、とても多彩なブロックセンスがあります。

 

逆にフォアハンドの威力がプロ選手の中では弱いので、彼のフォアハンドはカウンタードライブを得点源にしています。

 

馬琳選手との試合は松平選手の特徴が発揮されたベストマッチだと思います。

 

 

水谷隼選手のロビングでしのぎ、流れを変えるプレー

 

水谷選手は後陣から相手の攻撃をしのぐロビングという技術を得意としています。通常の選手であれば、ロビングは後陣に下げられてしまった時に、やむを得ず使用するプレーなのですが、水谷選手は積極的に使用し、彼の得点源になっています。

 

水谷選手のすごさは、ロビングの回転量は微妙に変えているとは思いますが、どこに打たれても必ず返球するところ。そして、フォア側に相手が打ってきたら、後陣から反撃します。

 

後ろに下がっても常に反撃する姿勢を忘れないところが水谷選手の素晴らしい特徴です。

 

世界卓球銀メダルを確定させた水谷選手の大逆転劇です。ロビングが効果的に使われています。

 

これが強気の戦術です。

 

苦手な所を攻められたらとにかく我慢

 

試合の終盤になってくると、どうしてもお互いの弱点がわかってきます。ですから、自分の苦手な所と相手の苦手な所の攻め合いになります。

 

そこでいかに粘れるか、我慢できるかが勝負の分かれ目です。

 

メンタル強化も同時に必要とされます。

 

研究心を常に忘れない

 

戦術は研究心、そして心の余裕というのか少しの遊び心も必要です。

 

戦術の組み立て力を鍛えるには、ワンコースだけの練習ではなかなかその能力を向上させることはできません。

 

実践練習をしながら、試行錯誤することで徐々に身についていきます。

 

他人のプレーをよく観察する癖をつけましょう。

 

 

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